バリオ(イーストハーレム)お散歩
hermana 関東 OL  Posted 05 October , 2002
ガイドブックには「危ないから行ってはいけない」と必ず書いてある所、それがバリオ(イーストハーレムまたはスパニッシュハーレム)です。また、サルサ発祥の地でもあります。

ある晴れた土曜日の午後、メトロ6で125stまで北上。ここからLexington Ave.沿いに南下します。時々通りすがりの車やデリの入り口から大きな音でメレンゲやバチャータ、サルサが流れてきます。時たまプロジェクトの一室からものすごく巨大な音量が流れてくるのにびっくり。とても日本の騒音の比ではありません。

並んでいるのはいずれも小規模な店ばかり。間口はみな一様小さいです。メインストリートなのに、時々家の形をしているのが不思議なくらいの廃墟をみかけます。家の前に椅子を持ち出して座っている人も。

ちょっと覗いてみた116stはにぎやかな通りのようです。あとでゆっくり見ることにして、太陽に顔を向けながら真っ直ぐ進みます。

「マンボ・キング」故ティト・プエンテの名を関した通りがあったので、思わず写真撮影。他のアーティストのも、探したらありそうな感じです。

小さな急坂を登って96stまで行ったら、今度は1本東側の3rd Ave.沿いに125St.まで北上します。こちらの方が道幅が広く、にぎわっているようです。中華レストランやアジア系の人の姿もちらほら見かけました。

先ほどの116StでCD屋さんを見つけました。Fernadez Records (167 East 116 St. TEL 717-871-2120)です。中に入ると英語のPOPSはほんのちょっぴりで、あとは大量のサルサ、メレンゲ、バラーダ、ラテンロックにメキシカンetc...入り口は小さい店ですが、奥行きは意外とありました。30分くらいはいたでしょうか。お店のおじさんにかかっていた曲とアーティストを教えてもらい、CDを3枚購入してまたお散歩を続けます。

125丁目に近づくに連れて大型店舗やスポーツジムが見えて来ました。本当はこの辺で何か軽く食べようと思っていたのですが、店先に見えた1本丸ごとの揚げバナナを見て胃袋が拒否。残念。

「エルビス・クレスポの曲がこの辺でも人気なんだな」とか「同じラテン系でもヒップホップの方がトロピカルな曲より人気なんだな」などと聞こえて来る音楽に耳を傾けつつ、ちょっとリズムにあわせて体が動いてしまったりします。

125丁目に戻るまで約1時間。サルサ発祥の地は普通のちょっと小汚い町並みでしたが、バリオの雰囲気を味わって自分がその中にいるんだと思えただけでも楽しかったです。ただし他の人にはあまりお勧めしません。「どうしても行きたい!」などという酔狂な人もあまりいないでしょうね(笑)

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