子連れで行くNEW YORK 前編


 あなたが現在独身でニューヨークが死ぬほど大好きだとしたら、結婚して子供が生まれて、それだけの理由で、「大好きなニューヨーク旅行」をあきらめちゃいますか? そんなわけで行ってきました、「子連れニューヨーク6DAYS」。

 今回の旅行は、ぼく(NY9回目)、妻(NY4回目)、息子(N.Yはもちろん初めて、3歳)、妻の妹(N.Y初体験)の4人。 もちろん幼児を連れての海外旅行については、それなりに悩みました。 「ハワイあたりが無難じゃないだろうか?」「向こうで病気になったらどうしよう」とかね。 難色を示していた妻(ほんとは南の島が好き)も、妹が同行することでなんとか了解。 スケジュールもかなりゆったりしたものに。たとえば、基本的に午前中から昼食までは全員で行動。 午後はこどもが昼寝をするので夫婦交代でホテルにて留守番。 ショッピングはウッドベリー・コモンで集中的に済ませること・・・などなど。これまでほとんど一人で、自由且つタイトに行動してきたことを考えると、かなりのんびりしたプランニングのつもりでした。 でも実際は・・・・

7月3日(火) 1日目
 セントラルパーク・ウエストのメイフラワー・ホテルに到着したのは午後4時頃。 曇り空。この季節にしては、ずいぶんと涼しい印象。 ひと休みして、とりあえずエンパイア・ステート・ビルディングに登ってみることに。 はじめての地下鉄に息子は大はしゃぎ。 ふだんから彼の頭の中には、電車のことしかありません。

 エンパイアのチケット売り場は相変わらずの混雑。 代表してぼくが列に並ぶことに。30分後、チケットを手に戻ると3人は待ちくたびれて、ぐったり。 「疲れたのはこっちだ!」 展望テラスに登ったと思ったら今度は「寒い!」を連発して早々にビル内に避難する始末。 早くも切れそうになる。 その後コリアンタウンの焼肉屋で、なかなかオーダーを決めてくれない家族についに切れる。まだ初日なのに・・・。 夜9時頃ホテルに戻る。 反省。

7月4日(水) 2日目
 独立記念日の朝は小雨でした。 当初計画していたセントラルパークでこどもと遊ぶ予定を、「センチュリー21」での買い物に変更。 天気だけはどうにもなりません。 初めてのN.Yディスカウント・ショップに女性陣は大喜び。 妻はこども服を買いあさり、ぼくもラルフ・ローレンのシャツを購入。 2時間ほど買い物をした後、向かいの貿易センタービル1階にあるカフェで休憩。 天気は回復したものの、時差ボケのせいか息子が母親に抱かれて昼寝をはじめてしまったので「SYMS」をあきらめ昼頃キャブでホテルにもどる。 それにしてもN.Yのキャブは相変わらず安いですよね。 ロウアー・マンハッタンから62丁目まで乗って、$10とちょっと。 家族4人で動くなら、これは使わない手はありません。 楽だし。

 夕方、昼寝から覚めた息子を連れてセントラル・パークへ。 息子は、「にゅうよおくの大きいこうえん」と呼んでいました。 途中アンパイア−・ロックで遊んだり(ひたすら登って下りるだけ)、そのへんのリスを見たり(捕まえろとねだる)しながら、五番街の「FAOシュウォルツ」まで。 大人達ばかり「お買い物」じゃかわいそうなので、大好きな機関車のおもちゃを買ってあげる。 「ラーニング・カーヴ」という会社から発売されている日本の「プラレール」に近いおもちゃですが、ダイキャスト製でかなり本格的です。 なかなかよく出来ているのですが、かなりの重量感があって電池の消耗が早そう。 アメリカンですね。

 ホテル〜セントラルパーク〜FAOシュウォルツと2時間ほどかけて歩き疲れたため、予定していた「メイシーズ・ファイヤー・ワークス」見物はあきらめる。 ホテルに戻って「デリメシ」しながらテレビで花火見物。 「それにしても予定がどんどん変更になるな」と気づく。 ま、しょうがない。 最近は歳のせいか、あきらめが早い。

7月5日(木) 3日目
 10年ぶりに「サークルライン」に乗ることにする。 所要時間3時間のこのクルーズ、後半かなり退屈ですがマンハッタンの大きさが実感できるし、こどもも喜びます。 以前乗った時よりも、ずっと「自由の女神」の近くを通過するようになった気がします。 うちの息子は、彼女は電車の運転手だと言い張って譲りません。 何考えてんだか。 クルーズのあとタイムズスクエアで昼食。 ホテルに戻る。

 午後、やっとひとりで自由行動。 タイムズスクエアを徘徊後、奥さんに頼まれた「ディーン&デルーカ」のスパイスを買い占めにSOHOへ。 やっぱひとりは気楽でいいわ。 夕食はまたもや「デリメシ」。


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Another New York Vol.27

子連れで行くNEW YORK 前編
by
ちゃあ

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