Vol.62 ニューヨークSPA三昧 2日目


2日目 「BLISS SPA」 http://www.blissworld.com/

 なにしろ人気のSPA、マンハッタンに2店舗、ロンドンに1店舗のチェーン展開ですが予約を取るのは至難の技。わたしは3ヶ月前にアポイントを入れましたが、希望の日時が週末だったためか、他の日になりました。
 わたしが行ったのは57th St. bet.5th and Madison Ave. にある「BLISS 57」。57丁目のシャネルとジル・サンダーの間に入口があります。かなりわかりにくいです。壁にブルーの文字で「BLISS」と書いてあるだけです。前日に確認しておくといいかもしれません。
 入口にはセキュリティーが2人いますので、「BLISSのアポを取ってあります」と伝え、ノートに名前と時間を記帳します。スパの受付は3階にあります。受付で名前を言うと、靴のサイズを聞かれます。ローブ、サンダル、オリジナルのミネラルウォーターをもらって、ロッカーに案内されます。ロッカーは普通のスポーツジムのロッカーのような感じです。奥にはシャワールームがあり、洗面台にはドライヤー、マウスウォッシュ、ハンドソープ、ハンドクリーム、ボディクリーム、シャンプーが完備。着替えが済んだら隣接しているラウンジへ。ラウンジはソファやテーブルが置かれ、ゆったりした雰囲気です。マガジンラックにはさすがにオシャレ系雑誌(In Style, Harper's Bazar,VOGUEなど)が並んでいます。カウンターにはレモン水、レモネード、フルーツ、チーズ、クッキー、ブラウニーなどが並び、それをつまみながら簡単な問診表に記入をします。高度な英語力は必要ないと思いますが、「アレルギーの有無」「治療中の疾病やケガ」について答えます。しばらくすると担当エステティシャンが呼びに来ます。

「Jet Out」 135min.  $75
 今回選んだのはこのコース、またもや時差ぼけ解消マッサージです。「またか?」と思われそうですが、実はBlissに先にアポイントを入れようと試みたのですが、あえなく失敗。希望メニューはそのままで日程だけずらした、ということです。でも同じ時差ぼけ解消メニューでスパによってどのくらい違うものか、、と興味津々です。
 ラウンジを出ると、廊下の両サイドに病院のような個室が並んでいます。その中のひとつで施術を行います。個室はBlissテーマカラーのブルーでまとめられ、BGMも小さくリラクゼーション音楽が流れています。担当者は東欧(ロシア?)なまりの強い女性。ベッドの上に座らされて、足に暖かなビニール製ソックスをはかされます。中にはハーブ入りのお湯でしめらせたタオルが入っているようです。そのままうつぶせ姿勢でマッサージが始まります。使用するオイルは「Dorit Baxter」と同じ系統のペパーミント、シトラスの香りです。力かげんは指圧とロミロミ(ハワイのマッサージ)を合わせたタイプのもの。痛いかな、の手前の強さ(わかります?)なので、普通のアロマでは物足りない方にもちょうどいいと思います。仰向けになってから例のソックスを取り、足のマッサージが始まります。足の指、手の指もていねいにマッサージ。トロトロと眠ってしまいそうな位、至福の時間です。最後に目の周りを軽くマッサージして終了。着替えてラウンジで再び待ちます。

「Oxygen Blast」 30min.  $80
 ラウンジでレモネードとクッキーをいただきながら、居合わせた女性と世間話をしながら待っていると、フェイシャルの担当者が呼びに来ました。今度は「R」の発音に特徴のあるラテンな方です。今回選んだフェイシャルのメニューは「Oxygen Blast」(酸素導入、とでも呼ぶのかな?)、酸素を吹き付けて細胞の活性化を促す、ということだそうです。
 まずはフルーツ酸入りのクリームで軽くクレンジング、目にタオルをかけられて強いライトの下で肌の状態をチェックされます。「毛穴に汚れがつまっているので本当はExtractionをしなくちゃいけないけど、今日は時間がないので次回にしましょう」「ハイ」と言いつつも内心ホッ。「Extraction」というのはアメリカでエステを受けたことがある方なら経験あると思いますが、エステティシャンが指でぎゅ〜っと毛穴をつまんで汚れをつまみ出す、というそれはそれは痛い行程なのです。本当に涙が出ます。やってる方も「痛いのはわかるけどガマンしてね」というくらい痛いです。実は今回もコレを一番恐れていたのですが、やらない、と聞き飛び上がりたいくらいうれしかったのでした(笑)。

 ビタミン入りマッサージをしてもらった後、酵素パック、そしてお待ちかねの酸素がやって来ました!細いチューブからシューシュー言いながら酸素が出ています、そのチューブの先を顔全体にくまなく当てて5分間、ちょっとくすぐったいのですがガマンです。これで全行程終了。鏡を見せてもらうとたしかに一皮むけて肌が明るくなっています。触ろうとして手を伸ばしかけたら「触っちゃダメよ。細胞の活性化まで24時間かかります。今夜は洗顔はダメ、アルコールとタバコもやめてね、できたらカフェインも取らないように」とエステティシャンに注意されました。
 マッサージ、フェイシャルを終えて、しばしラウンジで休憩。代謝が良くなったせいかノドがかわきます。お水をいただき、ブラウニーをつまんでロッカーへ戻りました。シャワーを浴びたかったのですが「洗顔厳禁」を思い出し、そのまま着替えを済ませフロントに戻ってチェックアウト。ローブとサンダルはここで返却します。フロントでは今日使った商品を説明され、必要があれば購入。わたしは酵素入りパックとハンドクリーム、フットクリームを買いました。

感想:ウワサ通りのHIPなSPAです。アメリカや東京の他のスパが「リラックス」「ヒーリング」をコンセプトとしている所が多い中、ここはあくまでも「NYStyle」を貫いています。設備、テクニック、オペレーションも文句ナシ。唯一難点は予約が取りにくい事かな。早めのアポをお薦めします。
 フェイシャル(特に"Oxygen Blast")の後はなるべくメイクをしない方がいいそうなので、終わった後にお友だちと約束はしない方がいいでしょう。わたしもデリで買い物をしてまっすぐホテルに帰りました。ボディ・マッサージではほとんど会話はありません。
 フェイシャルでは嗜好品や生活サイクル、普段のお手入れ方法など色々聞かれたり、施術中も細かく説明されます。多少の英語力は必要ですが、コスメ関係の英単語だけおさえておけば大丈夫でしょう。SOHO店では男性も受けられるメニューがあります。ありきたりのSPAではなく、ぜひNYのSPAを体験したい!という方に自信を持ってお薦めできます。

お薦め度 
2004.05.23

  



Another New York Vol.62
ニューヨーク・スパ三昧 -2日目
Text ゆうり
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