NYくるくる節 前編


 今回の旅では、友人たちとの再会とNYの街をぶらぶらと歩き回ることが目的でした。でもそこでそうさせてくれないのがNY。なぜか着くと行動的になって、「NYにしかないものをできるだけ見よう」という気になり、とにかく博物館、美術館、そしてミュージカルなどをすごいスピードで「くるくる」回る結果になりました。

 そうして形成された私のNY生活は、大体において、朝TKTSでマチネ券購入後、Museum (昼食はMuseum 内のcafeteria)、午後2〜4時はマチネ鑑賞、TKTSで夜の券購入、午後8時ミュージカルというものでした。旅行日程中、最初の数日は友人と過ごしていたので、ここでは最後1週間の思い出を綴らせていただきます。


TKTS
 ではまずお世話になったTKTSの話から。 TKTS、これなしには私のNYエンタメ・ライフは語れません。NYで私は見た芝居とミュージカルのほとんどのチケットをここで入手しました。その時はほとんど5〜15分以内にすんなりと買えたのですが、帰国後、某TVのNY中継を見ていたら、TKTSが映っていて、40〜50分待ちだといっていました。そこで私なりにTKTS速攻購入術3ヶ条をまとめてみました。

開場時は避ける TKTS では10AMからマチネ、3PMから夜のパフォーマンスの券を売り始めます。でもNY2日目の午後3時ぐらいにTKTS付近を通りかかった際に長蛇の列を見た覚えがあり、会場時は混むようです。私がTKTSに行ったのは午前11時頃と午後7時頃でした。その頃はちょうど食事時間と重なるので空いていたのかもしれません。

悪天候の日をねらえ 天気の悪い日は列もなく、レア物チケットが数多く出ていました。見たかったbetrayal のチケットがやっと出たのも雪の日でした。

とにかく飛び込む 47th St.にあるチケットとその割引額を示す電光掲示板は両面から見られます。まず外で掲示板を見てミュージカルを決めてから、並んで買うのが定石ですが、その間に目当てのミュージカル・チケットがソールド・アウトになることもあります。よってまずTKTSの列に並び、前の人が買っている時に、内側から掲示板をチェックしてチケットを買いましょう。ここでもお金の準備と「the best seat, please.」の一言を忘れずに。あとは運ですね。皆さんの検討を祈ります。


  Museums
 やっぱりMuseum は、日中のNY最大かつ最高の観光名所であるとともに、海外旅行中でしばしば障害となるトイレと食事の問題を一気に解決し、また都会の喧燥を忘れさせてくれる憩いの場所でもあると思います。そのような点も含めて、私のNY Museum 体験記をつづらせていただきます。まずはMuseum観光に際して私なりの注意点3つを記します。

ホイットニー美術館 入場料は自分で決めよう NY市内のMuseumは原則としてDonation (寄付金)制度を採用しています。掲示されている入場料はあくまで目安なので、極端な話、まるっきり払わなくても入場できます。ちなみに私は、自然史博物館以外は目安料金を払いました...。だって、1日かけても見尽くせないほどの展示物を保有するメトロポリタン美術館の入場料(目安)はたった$10(約\1,100)です。1日楽しく過ごしてこの値段なら、私は安いと思いました。それにNYのMuseumは、その維持の大部分を寄付(入場料含む)によってまかなわれ、そのために私たちは、最高の保存状態にある展示品の数々を見られます。私はまたいつかNYに来た時、またこれらを同じ状態で見たいと思ったので、寄付金としてそれぞれの料金を払いました。まあ、中には展示物を見てから、しまった!と思ったところもありましたが…。自然史博物館だけは、滞在時間が短かったので、目安より少ない額を払いました。というように自分の都合に応じて、納得のいく支払う金額を決めて払ってはいかがでしょう?あんまり展示物に興味のない人は、自分が納得できる価格を払ってカフェだけ利用してもよいのでは?Museum内の雰囲気は、外の世界とはまた違った趣がありますから。

対策を立ててから動こう NYのMuseumは相当な展示品を保持し、その面積も広いところが多いです。その鑑賞は集中力を要するとともに、相当な距離を歩くので、疲れてきます。そうするとジャケットやハンドバックなどが邪魔になり、忘れ物をする原因にもなります。ですから不必要なものは迷わずクロークであずけてしまいましょう。また鑑賞前に、地図でカフェテリアやトイレの位置を確認しておくことも不可欠だと思います。というのも私は旅の疲れからか、MOMAについた瞬間に気持ち悪くなり、トイレに駆け込みました。その経験から、館内図をもらった瞬間に、トイレとカフェテリアの位置はチェックするようになりました。トイレの洗浄方法なども各Museumに違いが見られ、なかなか面白いです。参考にしていただければ幸いですが、記憶があやふやな部分があるので間違いがあっても許してください。

小学生アタックに気をつけろ 海外のMuseumでは、団体で見学を来ている小学生ぐらいの子どもたちの集団に出会うことがよくあります。隊列を組んで進む小さな見学者たちは一見かわいらしくはありますが、彼らはその無邪気さゆえに、回りに対する配慮があまりありません。その団体の人数にもよりますが、引率者の目の届かないところで、ふざけあって他の鑑賞者にぶつかるなど日常茶飯事。奇声を発して周りの人をびっくりさせることも少なくありません。また団体で1つの展示物の前に集まると、その周辺の展示物さえも見られなくなってしまい、鑑賞順路をふさがれることもあります。よって彼らが来ると、落ち着いて鑑賞続けられる可能性は確実に減少します。心地よく見続けたいのなら、私、個人としては、彼らの姿を見つけ次第、部屋を移ることをお勧めします。

引き続きふみさんの「NYぐるぐる節−後編」をお楽しみ下さい




Another New York Vol.10

NY日記〜わたしの宝物
by
ふみ

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