ひとり旅のNY日記 その4


JAZZ
 Jazzは2回聴きにいきました。2回ともビッグバンドで、1回はジャズクラブ(バード・ランド)、もう1回はアリス・ターリーホールでウィルトン・マルサリスのリンカーンセンター・ジャズ・オーケストラのコンサートです。
 バードランドはバー・カウンターなら予約不要でミュージック・チャージだけで聴くことが出来ます。ドリンク1杯まで無料です。1st setだったので、席のほうには観光客風が多かったですが、バーカウンターは地元のJazz好き風の人が多かったです。出演のミュージシャンと開演までおしゃべりしている人もいました。
 リンカーン・センター・ジャズ・オーケストラはHappyの一言に尽きます。客層は老若男女、歩くのがやっとのおじいさんも来ていました。ジャズ初心者以下の私にも、とても楽しめました。次回NYに行く機会にも是非スケジュールを合わせたいと思います。

NYフィルのオープンリハーサル
 シーズン中、ほぼ毎週木曜日9:45から、エイブリーフィッシャー・ホールで、その週末にかけて行われるプログラムのオープン・リハーサルが行われます。通常$56〜80するPrime orchestraの席で$12で聴くことが出来ます。進行は指揮者にもよると思いますが、私が行った日は楽章ごとに最初に通して演奏し、気になるところとちょっとずつ繰り返していました。リハーサルではありますが演奏はしっかりと行われて客席からは拍手が起こりました。この日はソリストはリハーサルに来ない為、その楽曲は演奏されませんでした。このような情報はボックス・オフィスに置いてある冊子に詳しく書いてあります。席は自由席なので15分前くらいに行って並びましたが、いい席を取れました。お年寄や楽器ケースを抱えたジュリアードの学生風、地元の高校生の団体等で席は一杯でした。終了は12時半頃でした。

グリーティング・カード
 カードが日常に根付いているんですね。いろいろな種類のかわいいカードがあちこちで売ってました。Baby showerという種類のカードが沢山あるので、どういうときに贈るのか聞いてみたら、これからお父さん・お母さんになる人に赤ちゃんが生まれる前に贈るそうです。Birthdayでは表紙に古代の遺跡や恐竜の絵とその下に紀元前何年、何百万年前と書いてあり、カードを開くと、「自分が若いって感じない?」と書いてあるカード。これいい!と発作的に購入し、もうすぐ誕生日の友人にNYから発送しました。

MoMA
 現在、大改装中で展示スペースは大幅に縮小していますが、魅力的な企画展が開催されてました。What Is a Print?(〜6/5)というコーナーではスクリーン・プリント、エッチング、リトグラフ、木版画の行程をパソコン上でマウスを動かして絵で見ながら学ぶことができます。Workspheres(〜4/22)では近未来のオフィスやオフィス機器のデザインものなどが展示されていて、座り心地のいい椅子やかえって落ち着かなさそうなオフィスの小部屋を体験できます。今回始めて知ったのですがAndreas Gurskyという人の写真展(〜5/15)も良かったです。ゴッホのポストマンの絵は、6枚のペインティングと3枚のドローイングがあり、ペインティング1枚とドローイング1枚を除く全てが展示されているそうです(〜5/15)。同じテーマの絵をまとめて見るのもおもしろいですね。私の一番好きなルソーのジプシーの絵も展示されていて、暫しじっと見入って、毎日部屋で見ているポスターと本物ではやっぱり全然違う、来て良かった、と喜びを噛み締めました。ちなみにMoMAへは金曜日の16:30に行き、$1で入場させてもらいました。

ウォーキング
 とにかくよく歩きました。アッパーウェストサイドの「You've got mail」のロケ地めぐり、グリニッチ・ビレッジ、イースト・ビレッジ、ソーホー、ノリータ等のダウンタウン、ミッドタウンのデパートめぐり(島屋がおすすめです!)、ブルックリン・ハイツとプロムナード。歩いていると、面白そうなお店やモザイクが綺麗な教会を見つけたり、変わった犬を連れている人がいたり、アヴェニューを横断するときに遥か彼方までビルが切り立っている様子が見えたり、キョロキョロと見ていて飽きない風景ばかりです。通りの歩道もどちら側を歩くかで全然違った発見があります。
 最後の日の午後は5番街をティファニーの前から17th St.まで、そこからユニオンスクエアに出て、ブロードウェーをソーホーまで、途中、クライスラー、図書館、エンパイアステート、フラットアイアンなどのビルを見ながら。バスからじゃわからない街の雰囲気の変化が手にとるようにわかって疲れたけど楽しかったです。

 他にもおいしい朝食や、珍しい食べ物、これぞアメリカ!という食事、ショッピングなどなど、前回NYへ行った2年半前から次にやりたいと思い続けていたことをいろいろ体験できたと思います。今回は、悪天候でホテルの部屋が雨漏りして部屋を移ったり、夕食を食べる前に睡魔に負けて眠ってしまい夜中に空腹で目がさめて飢え死にしそうになったり、ホッカイロをくっつけたまま爆睡して低温火傷をしたり、ホテルでエアコン修理がなかなか来なくてフロントの人にくってかかったり(お詫びにチョコレートが置いてありました。。。)、間抜けな事件も多々ありました(多すぎる?)が、NYは何度行っても楽しい、と再確認しました。友達と行っても、1人で行っても楽しめます。

 今度は夏に行って、METの屋上庭園やリンカーンセンターのモーストリー・モーツァルトのフリー・コンサートに行きたいです。年末のカウントダウンも1度は経験してみたい。まだまだ、通ってしまうと思います。

ありがとうNY!と言いたいです。



Another New York Vol.20

ひとり旅のNY日記 その4
by
Fumiko

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