Vol.05 パスポートをなくしたときのために


さて今回はたまたまお客様でパスポートを紛失した方がいらっしゃったので、万一なくしても早く再発行してもらえるように日本から持って行ってもらいたいものを次に挙げてみました。

顔写真(2枚)
パスポートのコピー(間違ってもそれをパスポートといっしょに保管しないで、旅行保険の冊子と一緒に別に持つようにしてください。)
運転免許書(その他政府発行の顔写真つき証明書があれば何でも)

 特に、パスポートのコピーがあるとないとでは紛失の際、再発行までの時間が格段に違うので必ず用意して行ってください。また運転免許書は身分証明書代わりになり、パスポートを持ち歩かなくても代わりに提示できるので、持っている人は必ず旅行に持参してください。
 
 なくしたと分ったら、まず泊まっているホテルから近いか、紛失したと思われる場所から近い警察署に行って紛失証明書を発行してもらってください。この発行は場所と時間帯、担当の警察官によってかかる時間が全く違います。あるお客様は5番街のショッピングエリアから近い警察署に行ったところ発行になんと6時間以上もかかりました。ところが、ブルックリンの私の宿に近い警察署に行った方は40分ですんだのです。

 届けを出した後、領事館に電話して再発行申請に必要な書類を確認し、それらを全て持って行き手続きをしてください。その際かかる日数を確認し、それがもし帰国予定の日よりずれ込むようなら、今度は航空会社に電話して帰りのフライトを変更してください。<この他の情報(フライト変更、保険など)はまた「パスポートをなくしてしまったら(2)」について書く機会にまとめようと思います。>
 
 このところ私はすっかりニューヨーカーらしくなってすらすらと嘘がつけるようになり、今回パスポートを紛失されて一緒に警察に行ったお客様ご本人の前で、書類が早く出るようにと本人もびっくりの嘘の話を警官にしてしまいました。お客様に「さすがですね」と言われるまで、自分が嘘をついたのさえ気づかないのですから、本当に恥ずかしくなりました。でも、困った時の嘘がいいとは言いませんが、どこの国でも警察官とはもめるより同情を得たほうがいいのです。

 また、男性に多いのですが「かっこ悪い」と人に相談できなかったり、相談しても自分のミスだと言い続ける人がいます。でも、ひょっとしたら盗まれた可能性だってあるのですから、事実がはっきりしない限りは「自分のせいだ」とは絶対言わないほうがいいです。とくに警察、航空会社、保険会社には「盗まれた可能性がある」と言った方がいい対応をしてもらえます。

 とにかくパニックに陥らず冷静に対処し、できる限り旅行を楽しんでください。どんなことでも、意外と何とかなるものです。
(2002/05/30)


 B&B-The One Hundred のオーナーのYOKOさんから頂いたメールを掲載させて頂いています。さあ、ニューヨークへ! JOJO

▼ YOKO's Profile
ブルックリンにあるB&B、ザ・ワンハンドレッドのオーナー。アジア、中東、アフリカ、ヨーロッパを旅した紀行画家。

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