Nine
  Eugene O'Neill Theatre
 230 West 49th Street New York, NY
  Category / Musical
  Opening / 10 Apr 2003
  Running time / 2:30
  
  *残念ながら2003年12月14日にクローズです。
Sonia 九州  Posted 2003/10/11
 インターネットで予約
 100ドル(1階席)
 
 Title『スタイリッシュな舞台に脱帽。』 シカゴを見た数日後だったので、また全く違った大人のミュージカルを楽しめました。スタルクのチェアがとても効果的に使われていました。女性のファッションもおしゃれでため息が出ました。刷りガラスの二階建ての舞台。刷りガラス越しにシルエットが見えたり、扉になったり、駅にもなったり。第2部での水の使われ方もおしゃれでした。フェリーニの哲学的な自伝映画「81/2」がこんなにコメディタッチでわかりやすく描かれているのにも驚きました。浮気シーンでのバンデラスの慌てぶりは笑えました。英語はイタリア訛りですが、そのほうがすごく聞き取りやすかったです。歌もそれなりにいいけれど、脚本と舞台演出に満点です。あと出演者があまりにすばらしい!

せい 関東  Posted 2003/09/21
 直接劇場窓口で
 $101、2階メザニン
 
 Title『バンデラス!』 観に行く数日前に、ボックスオフィスへ行って直接購入しました。1階オーケストラ端っこと、2階メザニンの2つを提示してもらいましたが、全体を見渡せる席がいいと思い、2階にしました。おかげで舞台装置がとてもよく観えました。
アントニオ・バンデラスはもともとスペインの舞台役者で、音楽の素養は?でしたが、意外なほどうまかったです!今までの映画でも剣さばきや踊りなど、迫力のある動きが必要なシーンでもとてもいい演技をしてましたが、さすが主演とあって引き込まれる歌&声でした。しぐさや表情がチャーミングな人ですが、舞台栄えする役者だと納得しました。
ただ、やはりある程度の英語力は必要だと思います。私は歌詞や長い台詞がほとんど聞き取れませんでした。映画「フェリーニの8と2分の1」でも観て、予習していけばよかったです。

MIMI 海外  Posted 2003/09/21
 インターネットで予約
 $100.00
 
 Title『深いドラマ』 登場人物、男性はGuido役のアントニオだけ、というところやGuidoの子供時代を回想など、心理状態がよく描かれていました。ミュージカルより、ドラマの比重が大きいと感じました。舞台装置はシンプルなのですが、要所要所、そのシンプルさがうまく生かされており、感心しました。アントニオがあんなに歌える人だとは知らなかったです。

よしこ 近畿 Posted 14 June , 2003
 直接劇場窓口で
 $30.00
 
 Title『NYで観たミュージカルの中で最もアーティスティックなミュージカル』
NYの最終日、どうしても気になっていたミュージカルNINEを観ることを決意し、ボックスオフィスに朝から並び立ち見チケットをゲットしました。立ち見の席は一階の一番後ろにありとても観やすかったです。

ストーリーは有名映画監督の彼の私生活です。場所は60年代のイタリア。彼には何人もの愛人がいます。もちろん彼は結婚して奥さんもいます。そしてこれは彼の人生を取り巻く女性たちを描いているストーリーでもあります。これだけ聞くとうーんと思われる方も多いかなと思いますが、彼は芸術家に良くありがちな苦悩を紛らわすためにたくさんの愛人を作ってしまったのですが、そのことが更に返って彼の苦悩を増やすことになったようです。話は彼の子供時代と現在を交錯して展開していきます。

NINEはキャストの豪華さで有名です。主役の映画監督は「マスク・オブ・ゾロ」の映画でも知られるアントニオ・バンデラス。彼の奥さんは、メアリー・スチュワート・マスターソン、彼女は「フライド・グリーン・トマト」という映画で少年っぽい少女を演じていたのですが、今回は本当に全く全然違うタイプを演じていました。後、彼の一番ホットな愛人は「アリー・マイ・ラブ」に出ていた秘書のジェーン・コラコウスキーです。他にも、古いミュージカルファンには堪らないチタ・リヴェラも出演しています。彼女は「キス・オブ・スパイダー・ウーマン」というミュージカルで有名です。映画などで有名な面々とあって、歌唱力、演技力はどうなのだろうと疑問をもたれる方も多いと思いますが、ご安心を。さすがにアメリカで生きぬく俳優達の実力は素晴らしいです。

私は俳優達個々の歌唱力、演技力も素晴らしいと思いましたが、NINEはそれだけでなく演出・舞台装置・衣装という舞台芸術の部分のコラボレーションが本当に素晴らしかった。息を呑みました。

NINEというミュージカルは、アーサー・コプト(本)とマウリー・イェストン(作詞・作曲)のコンビで書かれたものですが、このコンビは他にも「ファントム」というミュージカルを書いたのですが、悲劇的にもあの有名な「オペラ座の怪人」と同じ題材をもとに作っており、タッチさで「オペラ座の怪人」が世に出、余りにも有名になってしまったため、「ファントム」はブロードウェイに進出することが出来ませんでした。そう言う背景をも踏まえて、NINEがこれほどブロードウェイで有名になることが出来て個人的によかったなーと思いました。

NINEは、踊りが少なくミュージカル上級者向きだと思いますが、ぜひ興味があれば観に行かれたらいいと思います。あとイタリア語なまりの英語は結構いいものです。(笑)感情がストレートで、劇的なイタリアンを満喫して下さい。

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