War Horse
 Vivian Beaumont Theater
 150 West 65th St. New York, NY 10023
  Category / Musical
  Opening / 14 Apr 2011
  Running time / Two hours and 40 minutes, which includes a 15-minute intermission
  Tickets / $50 - $135
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Q太郎 関東  Posted 2012/04/14
 tktsで購入
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  Title『演劇だけど言葉の壁を越えて』 
どこかのサイトにこの演劇作品は100年に一度の作品じゃないか、とあった為、時間ができたら、観てみようかな、と一応原作の日本語版を往きの機内で読んでみた。児童書を読んだ時のような解り易さと静かな感動は感じたので、tktsで取れたら行こうかなと思い、取れたので、前日METオペラを観たリンカーンセンター内のヴィヴィアンボーモントシアターへ足を運んだ。

3月下旬春休みのせいか、中高校生位から高齢のカップルまで、B'wayの他のショーよりも観客の年齢幅が広いような気がする。この劇場はかなり実験的な演劇を積極的に取り上げると聞いていたが、本作品もやはりかなり実験的な作品と云えるのではないか、何しろ馬が主役で、馬の目線で総ての人物や第一次大戦を含む出来事が描かれている。そしてその馬が大人3名で操る大型のパペットなのだ。しかし劇としての設定の違和感は、開始後10分で解消される。人形方を含む役者が皆上手いのだ。アルバート少年は、本当に仔馬に語るように話し、ジョーイというその馬の首筋を撫で、背を擦る。母はイギリスの農家のおかみさんという力強い声で話し、一家をしっかりと支える存在感を感じさせる。人はなぜ愚かな戦争を繰り返すのか、という作者モーパーゴの訴えを、原作本よりも視覚に訴えるだけストレートに、またショッキングに見せてくれた。人物相関図と原作の内容だけ理解していれば、それほど難しい言葉も使われていない為、理解可能、いや感動できると思う。劇中には度々ソングマンやソングウーマンが楽器(フィドルやアコーディオン)に載せて歌を歌ったり、全員で合唱したり、踊ったりする場面がある。非常に上手いのだが、洗練とは真逆の土臭く、力強い演奏で劇場一杯に声が響くとそれだけで滂沱の如く涙が溢れる。是非この名作をオリジナルキャストの今観ておいて頂きたい。

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