#10 続・NY的食の心得!


●レストラン選びはどうしていますか?
 NY LOVES YOU.にお越しの皆さんの多くはミッドタウンに宿を取る傾向にありますね。確かにツアーでもこのあたりのホテルが多く使われるようですし、実際ホテルが密集している地域ですから当然といえば当然です。レストランのほうも、こういう地域に店を出せばどういう客層になるのか、ちゃんとマーケティングして出店していますので、多くお金を落としてくれる観光客が来ることも計算内。

 で、本題です。みなさんは3食をどのように過ごしていらっしゃるのでしょう?一番楽なのはガイドブックに載ってるレストランを日本から予約する方法。でも必ずしもそういう店が「NYの中でハイレベルな味」ってワケではないんです。というのも、アメリカでは「ロマンチックな内装、サービス」も料金込みにしているから。味と金額とサービスが三位一体となり、比例して向上していく日本とはちょっと考え方が違う様子。こういう高級店でディナーをとれば、間違いなくブルジョア的気分に浸れることでしょうね。逆にVILLAGEなどにひしめき合っている、地元の人々が定食屋のノリで訪れるお店はどうでしょう?

 味が良くてもサービスが高級チックでなければ、店のランクは「レストラン」には入らないわけです。ただし即席ニューヨーカーな気分も味わえるし、味も悪いわけではない、それになんといっても「ラフな恰好でも入れる気軽さ」そういうメリットもありますね。そういう「価格と味は必ずしも比例しない」ということも鑑みて、いろんな店を探し出されるのも楽しいのです。もし「ここは!」てお店が見つかったら、そんなオススメの一店、教えてくださいね。

●店の奥にヒミツがある?
 NYの建築物は隣のビルと隙間なくくっついて建っていたりします。ミッドタウンの観光地の中には隣のビルとの境目に穴をあけて行き来できるようなビルもあります。通りから眺めているだけではわからないことなのですが、こういうビル同志、少しずつ場所を提供して共同の庭を持っていたりします。それも一番奥にこっそりと。空から見たマンハッタンの写真を見ればお気づきだと思いますが、そういう庭を持っている建物は意外とあり、緑も多いのです(でも外からはわからない)。

 そんなすぐれた立地条件をレストランが見逃すはずありません! こういう店はブランチ時の特等席とディナー時の特等席が若干違うこともあり、昼と夜の顔の違いがまた楽しいものです。でもそんなレストランはどこにあるのでしょう? 外からではなかなかわかりませんが、知る人は知っている、といった感じでテラス席がある店は結構あるようなのです。ザガットのコメント欄にもその旨載っている店もありますが、ザガットのあの狭いコメント欄では書ききれていないことも多くて、やはり「知る人しか知らない」という感じは否めません。また、知らずにそういう店を訪れても、道路側の席に案内されて庭の存在には一切気づかないことも……。

 では私達はどうやってそういう店を探し出せばよいのでしょう? うーん、難しい問題ですね。日本で売ってるガイドブックにはほとんど載ってないのが実状ですし……。お泊まりのホテルがそれなりのホテルでしたらコンシェルジュに「庭のついたいい店知らない?」と聞いてみるのが一番楽そうではあるのですが、ご予算もお手軽に済ませたいのであれば「カジュアルに過ごせる」という言葉を添えてみられてはいかがでしょう?

 残念ながらPIYOKOも庭付きの店は4軒ほどしか知りません。そのうちの2軒の場所をこっそり教えちゃいましょう。ただしヒントだけ。大好評(?)のチーズケーキ「Eileen's Special Cheesecake」の並びにあるイタリアンとフレンチの店。あんまり気取らなくても過ごせるし味もGOOD(夕方から結構混んでます)。でもね、日本のガイドブックにはほとんど載っていませんよ。がんばって探してみてください(簡単かな?)。競争率は高いのですが、ゼヒとも庭に近い席をゲットしてくださいね。それもブランチがオススメ! 健闘を祈ります!

食べることに生き甲斐を感じているすべてのみなさまへ……PIYOKOでした。

 

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PIYOKO

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