#11 Roxieのお勧めミュージカル!

Hello! NY Lovers!
みなさんそれぞれに楽しいGWを過ごされたことと思います。 そして実際にNYを楽しんでこられた方々にはぜひ感想をNY Loves Youまでお送りいただきたいと思います! 私は、というと次回のNY行きをどうしようか考えつづけたGWでありました。

 さて、今回は気に入った作品をしつこく見つづけるくせのある私が、現在もBroadwayで上演中の何度見ても感動するおすすめ作品をご紹介しましょう。景気が絶好調のアメリカ、劇場が空くのを待っているSHOWがたくさんあります。 いっぽうで"CATS""Miss Saigon"のキャメロン・マッキントッシュの大ヒット2作品が今年クローズします。"CATS"はロンドンでの公演はまだ続くようですが、"Miss Saigon"はロンドンでも終了済み。この2作品のクローズにはBroadwayの新たな時代の始まりを感じます。
Miss Saigon
 というわけで、このSHOWのキャッチコピー"The show is already a legend."には思わず納得だった"Miss Saigon"から。蝶々夫人を題材に舞台をベトナムに移し、アメリカ人GIと17歳のサイゴンで働くキャバレー・ガールとの悲劇の恋物語。初演当時としては画期的だった、まったく暗転のないコンピューター制御の舞台転換はスピーディーな演出を実現し、本物のヘリコプターやキャデラックを使用するなど、観客の度肝を抜いたマッキントッシュらしいスペクタクル作品です。そして何よりこのSHOWの最大の魅力は、この悲劇をあまりに的確に表現した美しいミュージカル・ナンバーの数々です。 東京でもNYでもロンドンでも変わらぬ感動があった、その意味でも伝説的作品。 まだご覧になっていない方は今年中にぜひNYで最後の"Miss Saigon"を。http://www.miss-saigon.com/

 同じくマッキントッシュ作品、"Les Miserables"。 あまりにも有名なビクトル・ユーゴーの超大作をミュージカル化した野心作。 パン一つを盗んだ罪で十数年投獄されたジャン・バルジャンの波乱の生涯が、"Miss Saigon"と同じコンビ作のこれも素晴らしい楽曲によって壮大に描かれています。私がはまったのは実は5年程前の東宝で。そのあと10周年記念コンサートを見にロイヤル・アルバート・ホール(ロンドン)まででかけることに!作品の特色上、どのシーンもライティングはかなり暗くなっていますので、時差ぼけが解消してからのご鑑賞を!http://www.lesmis.com/

 そしてもうミュージカルの代名詞になってしまったような"The Phantom of the Opera"。 こちらもマッキントッシュのプロデュース。美しい歌姫クリスティンに恋をしたオペラ座に住みついた怪人の顛末は・・・。 初演当時の妻、サラ・ブライトマンのためにロイド・ウェーバーが作った各曲は、もうミュージカル・ファンでなくともお馴染みのはず! 私が通ったのはディビス・ゲインズが怪人役で出演中のとき。 既に10年以上ロングラン中の現在も熱狂的なリピーターに支えつづけられており、いまだにTKTS(半額当日券売り場)にでることはない、驚異的人気作品です。http://www.thephantomoftheopera.com/
Cabaret
 アカデミー監督賞を"American Beauty"で受賞したサム・メンデス演出、"Cabaret"。 ライザ・ミネリ主演の映画のほうもアカデミー賞総なめ、監督はあのボブ・フォシーでした。ナチスの風が吹き荒れるベルリンで出会ったイギリスからやってきた作家 とキャバレー歌手の恋の行方と共に人種偏見までも描かれる問題作。 ロンドンの小劇場でメンデスが手がけた同作品はセンセーションを巻き起こし、私が見に出かけたときには30ポンドのチケットが150ポンドに!あきらめずに朝一で出かけた窓口で1枚でたキャンセル席をGET。アラン・カミングのショッキングなパフォーマンスは忘れがたく、その彼がついにブロードウェイ・デビューをおなじMCで果たしました。現在のキャストはオリジナルとは違いますが、カンダー&エッブのミュージカル・ナンバーとメンデスのステージングは劇場に入ったその瞬間からあなたを"Cabaret"の世界へいざないます。http://www.cabaret-54.com/

 この人抜きにBroadwayが語れるでしょうか?"Fosse"。 伝説の振付家、ボブ・フォシーの偉大な業績の数々を蘇らせたトリビュート的作品。 私が本格的ミュージカルファンとなったきっかけを作ったのが子供の時に見たThat's Entertainment Part2で紹介された"Kiss Me, Kate"での彼のDance! しびれました!結局彼は60歳という若さでこの世を去り、私は彼のSHOWをBROADWAYで見ることは出来ませんでした。その彼の軌跡の一部が"Fosse"と深くかかわりのあったアン・ラインキングをはじめとする層々たるメンバーによって Show化されブロードウェイに帰ってきました。この作品を見るにあたっては彼の映画を前もってご覧になっておくことをお勧めします。私はボストンのトライアウト時からはまって結局10回見ました。http://www.fossethemusical.com/

 最後にアメリカ製ミュージカルで現在最長ロングラン!"CHICAGO"。 1996年11月のセンセーショナルなオープニング以来、いまだ大入りを続けているセクシー&スタイリッシュ・ミュージカル。初演は1975年、ボブ・フォシーの手によって送り出されました。現在のリバイバルでは彼の愛弟子アン・ラインキングが見事にフォシー・スタイルの洗練されたダンスを各シーンで展開。ウォルター・ボビーのシンプルそのもののステージングもおしゃれ!カンダー&ウェッブのドラマティックな楽曲はもちろんのこと、私が一番感動したのはBOOKの魅力。人生の折り返し地点にいる女たちの悪あがきとともとれる一生懸命さが、1920年代のシカゴで起こる殺人をもとにシニカルに、コミカルに描かれています。最初に見た時、同じ女性として思わず自分の人生を問い直してしまった、そんな重いテーマさえもこの作品にはあるような気がします。http://www.chicagothemusical.com/

シューバートの小途 他にも今シーズンのオープンでの私のお勧めは"The Music Man"、"Crazy for you"のスーザン・ストローマンが新境地を開拓したダンス・プレイ、”CONTACT”。http://www.lct.org/ 超大型リバイバル作品、”Kiss Me,Kate"。http://www.kissmekateonbroadway.com/ どちらもTONY賞の大本命!残念ながらJesus Christ Super Starはまだ見ておりませんので次回滞在時まわしということで!それまでやっていればいいのですが・・・。 次回はTONY賞のノミネーションの発表をもとに私が今シーズンを 大胆予想!(予想というより私が投票するとしたら!?)

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