#33 RoxieのNYショウ三昧日記B

5月5日(日) イヴニング Urinetown The Musical
オフブロードウェイでの公演が大ヒットしてオンに移動したあとも大成功を収めている新作ミュージカル。作品のタイトルが意味するごとくミュージカル化するにはちょっと奇妙ですが実際トイレを巡る騒動のお話です。これだけだと折角の貴重なブロードウェイ体験なのにちょっとテーマが。。。と思いがちですよね。私も実はそうでした!でもショー自体は非常にオリジナリティーを活かしたアイデアに溢れていて面白い!そして達者なキャストの迫力あるパフォーマンスも必見です。今年度のTONY賞ではなんと10部門にもノミネートされた有力候補作品、結果はいかに!?

5月6日(月) イヴニング Sweet Smell of Success
非常に豪華な製作陣に加え名優ジョン・リスゴーを主演に配した新作ミュージカル。その割には客入りが悪く非常に苦戦中です。
 1957年にバート・ランカスターとトニー・カーティスが主演した同名映画のミュージカル化。舞台は1952年のNY。主人公のJJはメディアをどのようにも操れる大物コラムニスト。周りも彼に何とか取り入ろうと躍起になっていてシドニーもその中の一人。彼はJJの妹スーザンの友だちとしてJJから目をかけてもらうことに成功します。JJはスーザンを溺愛していて彼女はナイトクラブのピアニスト、ダラスと恋愛関係にあることをJJの反対を恐れていえだせません。シドニーがうまくJJに取り入ったことでスーザンは彼にダラスをJJに売り込んでくれないか、と頼みます。JJの力でダラスをスターにして、JJから才能ある将来有望な青年としてダラスを自分に紹介させるという作戦です。その作戦は一応、JJがスーザンにダラスを紹介させるところまでは成功しましたが恋する二人のお互いを思う熱い視線はJJに全て仕組まれたことだと気づかせることに。JJの怒りを買うことになるダラスとシドニーの運命はいかに!というような内容です。
 ハードボイルド系アダルトミュージカルが好きな私にとってはカラーを多用しない衣装やセットも◎。ジャズ・アレンジが効いたマービン・ハムリッシュの音楽も大好きです。そして主演のリスゴーの迫力ある演技は文句のつけようもなし。脇を固めるキャストも地味ながら達者。カーテンコールにはスタンディングオーベーションが必ず起きる、劇場に足を運べば素晴らしいパフォーマンスを見た満足感に浸れるはずの作品ですが・・・。いかんせん、この時期です。内容の暗さで非常に損をしています。WTCの後片付けが5月中に完了予定で一応は元のNYを取り戻したかに思われますが、観客がお金を出してみたいのはまだまだ笑ったり楽しい気分になるミュージカルのようです。TONY賞には7部門のノミネートを受けていますが受賞できるかどうかでショーの存続を図ることになりそうです。。。
2002/05/19

   

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